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スマホがもたらす指への悪い影響!スマホ腱鞘炎と呼ばれるドケルバン病とは

近年ニュースなどでも頻繁に取り上げられるようになった”スマホ症候群”という言葉、一般的に学生や若者に多いとされているので自分は大丈夫!なんて思っていませんか?

油断は大敵、今は大人世代にもその魔の手が忍び寄っているのです。スマートフォンを使う人なら誰もがなり得る可能性がある”スマホ症候群”を幾つか紹介したいと思いますが、第3弾は変形や痛みとして現れる手の異常”スマホ指”をピックアップしてご紹介しましょう。

”スマホ腱鞘炎”片手の親指や手首が痛い!怖いドケルバン病とは

腱鞘炎の中でも特に”スマホ腱鞘炎”と呼ばれるのは、短母指伸筋腱と長母指外転筋が手首の背側にある手背第一コンパートメントを通るところに生じる腱鞘炎です。
と言っても分かりにくいのでご自身の手で確かめてみましょう。



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①手を浮かせた状態で親指を広げると手首の親指側に2本の健が浮かび上がります
②このうちの親指から長く浮き出ているのが長母指伸筋、短い方が短母指伸筋です
③2本の健が通る所にあるトンネルの様な部分(腱鞘)が手首にあり、これを手背第一コンパートメントと言います

この3つの場所に炎症が起こり、腱鞘(トンネル部分)で健の動きがスムーズでなって腫れや痛みが現れ、特に親指(母指)を広げたり動かしたりすると強い痛みが出るのが【ドケルバン病(狭窄症腱鞘炎)】です。
本来は特定のスポーツや指を良く使う仕事の人、また妊娠出産期や更年期の女性に発生する事が多い病気なのですが、最近特にスマホの片手操作で親指を使いすぎてこうした症状が現れる人が多いので”スマホ腱鞘炎”と言う俗称が付いたわけですね。

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片手でスマホを持って反対の人差し指で操作すると言う方もいるかもしれませんが、持つのと同じ手の親指で操作する人が多いと思います。そうすると使い過ぎる親指には終始負荷が掛かり、腱鞘が肥厚化したり健の表面が痛み更にそれが刺激し合って悪循環が生じるようです。特にこの部分には2種類の健を分けて通過させる隔壁が存在するため、炎症を起こし狭窄が生じやすいのです。
治療としては基本的に局所の安静、つまりは親指を休ませてあげることです。その他医療機関で適切な診断を受け、投薬や注射などの治療を受ける事も有効ですがまずは予防が肝心と言えるでしょう。

小指の痛みと変形、日本独自の呼び方”テキストサム損傷”?こと”スマホ指”

「気が付いたら小指が変形していた!?」

小指が痛い・痺れる・タコができる…そんな症状を訴える人がインターネット上で増加し始めた事をきっかけに、ツイッター等で更に拡散。”iPhone指””スマホ指”等と呼び始める人もいましたが、今では”テキストサム損傷”と言う呼び方が定着しているようです。携帯電話会社大手のDoCoMoがツイッターで注意喚起したことでも話題を呼びましたね。

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イギリス生まれの造語である”テキストサム損傷”(text thumb injury / texting thumb)の本来の意味は”サム(thumb)”=”親指・拇指”と言う文字通り、親指の腱鞘炎などを指します。ですが日本では主に、スマホ等を片手で持つ時に小指の第一関節と第二関節の間辺りで下部を支える格好を続けた事による小指の痛みや変形を指して用いられています

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インターネット上での投稿をもとにした報道やまとめ記事の拡散によってこの誤解が広まり、2013年以降ではすっかり定着してしまったようですがあくまで”テキストサム損傷”=小指の変形や歪み・痛みと言うのは日本独自のものと理解しておいた方が良いかもしれません。

また、この症状自体も元々の個人差として指の形が凹んで見える方もいますし、スマホの長時間使用だけが原因とも解明されている訳では無いので今後更にしっかりとして検証が必要でしょう。ただしスマホの長期使用と一か所に負担を掛け続ける持ち方が体に良くないのは事実ですのでスマホの利用に関しては注意が必要です。
利用する時間を減らすのが難しいと感じるなら、持ち手や持ち方を替えてみたり「バンカーリング」や「リングストラップ」の様なスマホ利用のお役立ちアイテムを使用してみるのも有効かもしれません。
男性女性問わず綺麗な指でいたいのは勿論、腱鞘炎の痛みを味わわないためにもスマホ利用を考え直してみる必要性がありそうですね!