読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

体調管理も仕事のうち(`・ω・´)健康まとめサイト

大人のための健康維持に役立つ情報をまとめています。栄養のある食べ物や運動方法など30代40代の社会人に向けた健康総合ブログです。

「アディポネクチン」が健康と長生きのカギ!アディポネクチンとは?

f:id:kusanagitoki:20150722210121j:plain

”体内の消防隊”とも呼ばれる「アディポネクチン」をご存知でしょうか?

血管の修復作用だけではなくメタボリックシンドローム・脂質異常症・高血圧・動脈硬化・糖尿病の予防改善、また長寿の方に多い事から長生きのカギとしても考えられている注目の成分「アディポネクチン」
実はこの「アディポネクチン」私たち自身の脂肪細胞から分泌される物質!健康の敵と思われがちな脂肪が実はとても重要な成分を生み出しているんです。そんな「アディポネクチン」の効果と脂肪との関係を知って分泌量を増やし、健康的な生活を目指しましょう!


体内のヒーロー!「アディポネクチン」とは?

「アディポネクチン」とはギリシャ語で”アディポ=脂肪””ネクチン=くっつく”と言う意味を持ち、血管の壁などにくっ付いて修復する作用を持つ事からそのように名づけられました。脂肪細胞が分泌する多彩な生理活性物質(これをアディポサイトカインと言います)の中でも超善玉として今注目されているのが「アディポネクチン」なのです!
「アディポネクチン」は血液に乗って全身を回り傷ついた血管壁や炎症を見つけるとそこにくっ付いて修復してくれる作用があり、”体内の消防隊”とも呼ばれています。血管の修復・抗炎症作用の他にも、メタボリックシンドローム、糖尿病、高血圧、高脂血症、動脈硬化、さらにがんの予防と改善の効果が認められており、また脂肪酸の燃焼を助ける作用など多彩な働きをしてくれます。単に余分なエネルギーの貯蔵庫として嫌われがちな脂肪細胞がむしろ健康維持に役立つ成分を分泌していたとは驚きですね。
「アディポネクチン」の値が4µg/ml以下になると糖尿病、心筋梗塞、がんやメタボリックシンドロームになりやすくなり、これを「低アディポネクチン血症」と言います。このことからも分かる通り特に生活習慣病の改善に高い効果が期待され、薬以外の症状改善策として注目されているのです。
「アディポネクチン」の量は血液検査で測ることができ、男性の平均値は8.3μg/ml、女性は12.5µg/mlです。どの年齢層においても女性の方が数値が高く、男女の平均寿命と「アディポネクチン」量が比例している事から長生きのカギとされている事も分かりますね。

「アディポネクチン」に関してはまだ未解明な物も多く、現在も更なる研究が進められていますからこれから新事実が明らかになると思いますが現段階でも私たちの健康にとって大切な成分であると言って良さそうです。この「アディポネクチン」を体内にしっかりと分泌させておきたい所ですが、単純に内臓脂肪を増やせば良いかと言うとそうではありません。次は気になる脂肪との関係を考えてみましょう。

増え過ぎると「アディポネクチン」は減る!?

①内臓脂肪は”量”が大切!

 脂肪細胞から分泌される「アディポネクチン」ですが、面白い事に内臓脂肪量が適量である時には増加し逆に増え過ぎると減少してしまう性質を持っています。
f:id:kusanagitoki:20150722210358j:plain
またそれだけではありません。脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカインの中には悪玉物質と呼ばれるものも存在しており、これらの悪玉物質は内臓脂肪が増えれば増えるほど多く分泌され「アディポネクチン」を生産する能力を低下させてしまうのです。悪玉物質の代表的な物としては、血液を固まりやすくして血栓を作る原因の一つとなるPAI-1や、体内で炎症を引き起こし動脈硬化のリスクを高めたりインスリンの働きを抑制する作用を持つTNF-α等が挙げられます。

増え過ぎると「アディポネクチン」は減る!?

②隠れ内臓脂肪をチェックせよ!

内臓脂肪の増え過ぎは「アディポネクチン」の減少、ひいては健康リスクに繋がると言う事は分かりました。ではどうやって適量な内臓脂肪を維持していけば良いのでしょうか?それにはまずセルフチェックが重要になります。特にBMIは正常値~低めなのに生活習慣病になってしまう人の割合が多い日本人には、いわゆる”隠れ内臓脂肪”による隠れ肥満の危険性が高いのが特徴なのです。
一般的に皮下脂肪は蓄積されるのにも消費されるのにも時間が掛かるのに対し、内臓脂肪は消費されやすい一方で消費されないエネルギーが有ればどんどん蓄積してしまう傾向があります。例えば同じBMIの人でもどちらの脂肪が多いかは測定できません、ただし見た目として皮下脂肪が多い人は洋ナシ型体型が多く、内臓脂肪が多い人はリンゴ型体型が多いとされています。
f:id:kusanagitoki:20150722210637j:plain

そこで簡単にできるセルフチェックが”腹囲チェック”です!

健康診断などで経験している方も多いと思いますが、腹囲とはくびれているウエスト部分ではなくヘソの位置で計ります。
日本と世界では基準が異なりますが、現段階では男性で85cm以上・女性で90cm以上が内臓脂肪型肥満の基準とされています。

内臓脂肪は増えやすく減りやすい変動の大きい脂肪ですから、健康診断の時だけではなく日常的にメジャーを巻いて計ってみましょう。CTスキャンにより内臓脂肪面積が100㎠を超えていると判断されれば確実ですが、メジャーでできるセルフチェックの方が手軽ですし予防にもなりますね。
適切な脂肪量を維持して「アディポネクチン」を体内に増やしましょう!