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依存症の原因は幼い頃に感じた苦しみの記憶。『やめられない』の心理とは?

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 人はそれぞれ趣味嗜好が違います。買い物が好きな人もいれば、人と話すのが好きな人もいて、運動が好きな人がいれば、食べることが好きな人もいます。
 好きなこと、好きなものはいくら続けても飽きることがありません。時間を忘れてものすごい集中力で取り組み、その対象のためなら何でも出来るという人も多いでしょう。

 しかし、何事にも限度はあるものです。人は誰しも欲求がありますが、自分の置かれた状況や現実を考えて、その欲求を叶えるか我慢するかを判断しています。自分の思った通りにいかないことは多いものです。


 こんな中、そのような判断が出来ず、自分の思うまま、考えなしに突っ走ってしまう人がいます。常にそのことで頭がいっぱいで、それで状況が悪くなってもやめることが出来ない。異常なまでの執着。 しかし、いざその欲求を満たすと、激しい自己嫌悪に陥る。

 長い間『意志が弱いだけ』とされてきましたが、最近ようやく心の病として認められた『依存症』です。

 買い物がやめられない。髪を抜くことをやめられない。暴力をやめられず、その相手も又離れることが出来ない。整形をやめられない。これらはみな依存症です。これ以外でも、激しい欲求が生じ、それが出来ないと精神的・身体的に何かしら影響が出てしまうものはみな依存症です。

 この病は、単純に『やめられない』だけではありません。その欲を満たすために見境なく行動し、物事の判断が完全におざなりになります。そして、満たした途端突然我に返り、『どうしてやめられないのだろう』『またやってしまった』という後悔が一気に押し寄せてきます。この後悔が、本人を酷く苦しめています。

当事者だけではなく、家族やまわりの人の負担も相当なものだと思います。お金を使った分、本人が支払いきれなければ家族が負担しなければならず、暴力を振るわれても離れずにいる本人を見て、家族は『いつ殺されるかわからない』と心配と不安に押しつぶされる日々。依存症は一人ではどうすることも出来ません。大変複雑で難しい問題です。

 そしてこの病は、幼い頃に感じた孤独やさみしさ、悲しみや苦しみが起因している場合が多いのです。幼い頃に感じたことなどの記憶は、大人になっても少なからず残っています。『あんな思いをしたくない』などの欲求が、依存という形で安心感を求めようとしているとも考えられます。

 依存症だけではなく、心の病は目の前のことを改善するだけでは根本的な解決になりません。生い立ち、生活環境、家族・友人との人間関係など、当事者のすべてを見ていかなくてはなかなか原因はわからないと思います。しかも心の内は目で見ることもできません。当事者の言葉と想像で判断していかなくてはならないのも、心の病の難しい所です。


 まだまだ心の病に関しての偏見などは多くあります。自分がその立場にならないと、なかなかわかるものでもないと思います。しかし、本人は必至で何とかしようと思っていること、そしてそれが出来ずに日々苦しみ続けているということを心に留めておいていただきたいと思います。