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鬱病の辛さは自分がならないと分からない。心の病から読み解く社会の在り方

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 一昔前に比べ、現在心の病に関する情報はテレビやネットで多く扱われるようになりました。特に『うつ病』はご存知の方も多いのではないでしょうか。
 精神の病の中でうつ病がもっとも発症する人が多く、日本国内でも、自覚のない人も含めるとかなりの数になると言われています。


 仕事が忙しく、休む暇も寝る時間もない。上司からの圧力や部下の世話で心や休まることもない。でも、働かなければならない。こんな今の時代の働き方・生き方で心が疲れてしまうのは当然です。人それぞれ生まれた環境も違えば、生き方・考え方も違います。そんな人が集まった環境で仕事をし、生きていくということは、それだけで相当な負担がかかります。

 歳を重ねるごとに、胸の内を語ることのできる存在、心を開ける存在をなかなか作ることが出来ません。そのため自分の中にすべて押し込み、消化できずに溜まってやがて壊れてしまう。この心の病は現代の社会問題と言っても過言ではないと思います。

 心の病について広く知られるようになったとはいえ、まだまだ病を抱えた人への風当たりは弱くありません。


 意志が弱いからだ

 気持ちのコントロールが出来ないからだ


 溜まりに溜まった思いを相談しても、全く相手にされないことも多くあります。これらは、実際に思い悩んでいる人にとっては一番つらく、生きる気力すら失わせるものなのです。

 実際に自分がそのような状況になってみないと、この辛さはなかなかわからないことです。しかし、言い換えればこれは、花粉症患者に『花粉症になるのが悪い』『防ぐ努力をしないからだ』と言ったり、鼻炎患者に『意志が弱いから』『努力しないから』と言っている事と同じです。自分で防ぎようのない問題は、世の中には多く存在しています。

それを『自分が悪い』と言うことは、果して正しい答えなのでしょうか。

 今の世の中では、心を病む人の増加に比例するように人の気持ちや痛みを理解しようとしない人も増えているように感じます。これは病や他の対象となることへの理解のあるなしではなく、人間性が問われる問題です。

 実際、心の病で苦しんでいる人は、周りが想像すよりもずっと深く、重くさまざまなことを考えています。皆が当たり前のように出来ることが自分は出来ていないと十分わかっていますし、何とか現状を変えたいと思っている人がほとんどです。このような気持ちを抱く人が多いということを、皆さんには理解していただきたいと思います。

 世の中は常に変化しています。社会も、より複雑で混沌としてきています。恐らくこれから先、病もより多く、複雑化してくるのではないかと私は考えています。そのように、人の性格や考え方も多種多様化していくのに合わせ、これからは私たちも考え方を広げなければいけないと思います。

『人と違うから否定し、みんな出来ることが出来ないから差別化する』


このように考えている人は、最終的にその人が世の中から孤立化していくと私は思います。社会の在り方や進歩に合わせ、人も考え方を見つめ直すべきだと思います。