体調管理も仕事のうち(`・ω・´)健康まとめサイト

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幻聴体験談『声が聞こえる』『監視されている気がする』。総合失調症発病から病院に行くまでの経緯

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 目に見えない声が聞こえるようになってしばらくすると、家の中でも声が聞こえるようになりました。冷静に考えればあり得ないことなのですが、この病の怖いところは、それに疑問を抱くことが全くないということです。『家の中でもしっかりしていればわかってくれるかな』と、家の中でも外でも常に気を張り続け、見えない存在からの監視に耐える日々。

この時にはまともに睡眠も取れなくなっていました。『寝る体勢は大丈夫かな?』『今寝たら、また何か言われるのかな?』こんな感じで、気力も体力もどんどん奪われていきました。

 次第に聞こえてくる言葉がより酷いものになりました。『あの子のこと、死ねって言ってる人がいたよ』『死ねばいいのに』この言葉が聞こえるようになってから、私はまともに人と顔を合わせることも、目を見ることも出来なくなりました。


 大学の友人に相談したこともありました。しかし『そんなことを聞いたことはない』という返事しかなく、もうどうしたらいいのか、何がどうなっているのかわけがわからず、私の周りの人がみな敵に見え、何も話せなくなりました。

 そんな中、ある時『あの子を信じてる人が会いたいらしいよ』という声が聞こえ、真夏の強い日差しの中、家の前で何時間も待ちました。どこだろう?と家の周りを何周もし、会えたらこの辛さから解放されるかもしれないと、ひたすら待っていました。

しかし結局誰も来ず、ただ私の近くを散歩で通った人が怪しい人を見るような目でこちらを見ていただけでした。この時の私はどんな顔で待っていたのか、自分でも想像できません。しかし近所の人から見たら、完全に変質者だったはずです。

 水分も取らずに直射日光のもとで立っていたため、次第にフラフラしてきて、私は諦めて部屋に戻りました。この時間だけで服のラインがくっきりつくほど日焼けし、ただただ部屋に立ちつくし、呆然としていました。


 ここで初めて自分の行動を客観的に考えることが出来ました。

私、おかしくないか?

謎の声が仕事場にまで及ぶようになって、私はまともに仕事に手がつかず、バイトはやめてしまっていましたが、そこでお世話になった一人の女の先輩とはたまに会っていました。その先輩にこれまで私が聞こえた内容などすべてをメールに打ち込み、送りました。すぐに来た返事は

『病院に行こう』

 こうして初めて、自分が精神病になっていたこと、統合失調症という病気であることがわかったのです。

 先生からこの病気についての説明があり、聞こえてきていたことは現実ではなく、幻聴だということ、処方される薬を飲めば幻聴はおさまるということを教えてくれました。

  このような説明を受けて、私は『そんなはずはない。私はおかしくない』など自分が精神病であるということに対して拒否したいとは思わず、しかし肯定するわけでもなく、ただ抜け殻のように呆然としました。長い間見えない敵と戦い、ほとんど眠ることも出来ず、もう完全に疲れてしまっていたのです。けれどもどこか安心する気持ちがありました。



 次回は今回の件でのまとめを書いていきたいと思います。