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薬だと思ったら毒だった?昭和に使われていた薬「キノホルム」から発生したスモン病まとめ

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 私たちが風邪など病気になった際、病院で処方された薬ですぐに良くなります。
 病院に行けば大抵症状が改善され、すぐに仕事などに復帰でき、病院へ行けば良くなると信じている人がほとんどだと思います。

 しかし、もし処方された薬が身体にとても有害なものだったら…と皆さんは想像したことはあるでしょうか。
 今回は処方された薬の服用によってとんでもない事態になったスモン病についてお話していきたいと思います。


 スモンと珍しい名前ですが、これは病の症状などから拾った『亜急性脊髄・視神経・末しょう神経障害』という英語の頭文字を取ってつけた名前だそうです。現在ではほとんど発症する人はいませんが、昭和40年頃に大問題になった病気です。

 私たちは飲みすぎや食べ過ぎなどで胃腸の具合が悪くなることは良くあります。それはいつの時代も同じです。当時胃腸の具合が悪いという患者さんが、病院で診てもらい薬を処方されてもいっこうに良くならず、それどころか下半身がしびれてきたり、白内障が併発してしまったことに加えて、なんと下が緑色の苔で覆われたり便が緑色になってしまうなど、奇怪な症状が次々に出てきました。

 その土地にある未知のウイルスのせいだと言われていたようですが、実はこれは処方されていた薬が原因だったのです。当時良く効くとされていた『キノホルム』。これが人に大変な害を及ぼすということは、患者さんが増大してからようやく判明しました。患者さんはもしかしたらただの食べすぎだったかもしれません。寝不足で胃腸の具合が悪かっただけだったかもしれません。それが『毒』を服用してしまったことでとんでもない病気になってしまったのです。

 判明してからは直ちに販売・製造をやめたため、新たな患者は出ていないようですが、これは発症してしまった人にとっては辛いことです。昭和中頃で、今ほど医療も技術も確立されていなかった時代。このような経験があったからこそ医療技術もここまで進歩しているのだとは思いますが、あまりにも被害者が多すぎたとも感じますね。

 スモン病にかかってしまった人は、症状が良くなっても後遺症によって現在も関節の疾患や白内障など、さまざまな合併症と戦っています。視力が弱くなってしまうため転びやすくなったり、位置感覚がわからずに転んでしまう人もいるので、日々彼らはかなり気を遣って生活していかなくてはなりません。

 これから先、新しい病気に対する新しい薬がどんどん作られていくと思います。人体実験は簡単に出来ないので、完璧に人にとって無害な薬を作ることは容易ではないと思います。医療も進歩しているので
このような病気にはならないと思いますが、人にとって毒となる薬が生まれないことは強く望みたいですね。

 また、私たちも服用してみて少しでもおかしいなと思ったら、すぐに飲むのをやめることも必要だと思います。それぞれの判断で、このような問題も軽減されると私は思います。