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肝炎が悪化すると劇症肝炎になり意識障害になる。肝炎の症状と肝臓の病気は早期治療が大切という話

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 今回は肝臓系の難病についてのお話です。
 劇症肝炎という病気はみなさんも聞いたことはあるのではないかと思います。
 C型肝炎は一時期流行し、頻繁にニュースなどで取り上げられていましたね。今回は肝炎の中でも特に重度の劇症肝炎についてお話ししたいと思います。


 よく『お酒の飲みすぎは肝臓に悪いですよ』『肝臓は大切なんですよ』と言われませんか?身体の臓器で必要のないものはありませんが、肝臓は肝臓で、身体に必要な物質を作り出したり、有害な物質を退治したりと、生きていく上で大切な役割を持っています。

 この肝臓の細胞が急激にたくさん壊されることによって肝臓の機能がどんどん低下するのが劇症肝炎です。有害なものを退治する役割が衰えてしまうため、身体にとって良くない物質がどんどん溜まってしまい、やがては意識障害になってしまいます。

 肝臓は臓器の中でも賢く、肝臓の細胞が壊れたり無くなっても、自然と元に戻すことができます。しかし、劇症肝炎にかかってしまうと壊される範囲が広くなってしまい、再生ができずに、最悪死に至ることのある恐ろしい病気です。

 劇症肝炎は、その病が突然起こることもあれば、全く関係のない病気で薬物治療を行っていた際に劇症肝炎になってしまうというケースもあるらしく、いつどこで発症するのかがわからないのがこの病気の怖さです。年齢層も幅広く、男女関係なく病魔は襲いかかります。
 
 感染した場合、初期段階では風邪の症状とさほど変わりはありません。進行していくにつれ、尿が濃褐色になり、黄疸が出るようになり、ここで初めて劇症肝炎だと気づく場合が多いのだそうです。

 先にもお話ししたように、肝臓は有害なものを退治したり、身体に必要なものを作る働きを持っています。さらに進行することで、色々な細菌に感染してしまったり、肺、心臓、その他全身の臓器が異常事態になり、症状も全身に現れるようになります。

 劇症肝炎は、きちんとした治療法があります。まずは必要な物質を補給してあげて、悪い物質を取り除きます。それでも治らない場合は肝臓を移植することで対処します。移植した場合は、拒絶反応から守るために、一生涯免疫抑制の薬を飲む必要はありますが、決して治らない病気ではありません。

 肝炎から劇症化してしまうことで、危険度はぐっと上がってしまいますから、酷くなる前に病院へ行くのが望ましいですね。
酷くならないと、私たちはなかなかことの重大さに気づかないですが、治療までのスピードがその後の経過に大きく関わってきますので、『大丈夫だろう』『すぐ治るだろう』という油断は決して持つべきではありません。

 治療方法があるとはいえ、劇症化した症状を治療するのは大変難しいのです。その時には手遅れだったということも十分考えられます。変だと思ったら、一刻も早く病院へ行きましょう。