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手足がしびれて動かなくなるギラン・バレー症候群とは?

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 今回はギラン・バレー症候群という病についてお話していきたいと思います。これはテレビで取り上げられることも度々あり、名前だけでも聞いたことがある人はいるのではないでしょうか。難病の中で発症率が高く、誰でもみなこの病に侵される危険があります。しかし、適切な治療によってきちんと治る病気です。


 ギラン・バレー症候群は、運動や感覚に指令を出す神経が病に侵される病気です。手足に力が入らなくなり、酷い時には歩くこともままならなくなるだけではなく、しびれを感じて次第に感覚が失われていくことや、最悪呼吸困難で死に至るケースもある恐ろしい病です。

 風邪をひいてしまったり、お腹を下して下痢をすることは、私たちは何度も経験していると思います。ギラン・バレー症候群も初期症状は風とほとんど変わらず、この時はギラン・バレー症候群だという診断はほとんどされません。普通の風邪でしたら処方された薬を飲めばすぐに良くなりますが、この病の恐ろしさはここから始まります。

 風邪などの症状から3週間弱ほど経ってくると、次第に身体に力が入らないなどの症状が出始めます。集中治療室に入らなければならないほど呼吸が困難になることもあります。こうしてただの風邪ではなくギラン・バレー症候群だと判明します。

 これは風邪を引いた際や下痢をしたとき、はたまた予防接種を受けた際に身体に入ってしまったウイルスが原因とされています。私たちの身体は、風邪などの悪い菌が入ったら、それを攻撃して退治するようになっていますが、ギラン・バレー症候群にかかってしまうと、攻撃するべき菌か、身体に必要なものかを判断することができなくなり、身体に必要な神経をどんどん攻撃してしまうようになります。

 この神経への攻撃によって、運動機能が低下したり、感覚が鈍くなったりしてしまうのです。

 治療で治る病気だといっても、ピークの時期は危険な状態です。生きていくのに必要な呼吸や体温調節などすべてに指令を出している自律神経にまで支障が出てしまうと、突然死の原因にもなってしまいます。患者さんだけではなく、医師にとってもかなり集中し、注意しなくてはなりません。

 これほどの病気なら、予防を徹底したい!

 こう思う人が多いと思いますが、悲しいことにまだこの予防方法は見つかっていません。風邪、下痢、予防接種、ここから侵入したということはわかっているのですが、それを食い止める手段がないのです。

 ピーク時はかなり症状はつらいですが、この時の処置が適切に行われれば十分回復します。疲れなどからしびれが起こることもありますが、『大したことはないだろう』と安易に考えず、速やかに病院で診てもらいましょう。特に風邪を引いた直後や、予防接種を受けた後にしびれなどの症状が出た際には注意が必要です。