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物忘れが激しくなる正常圧水頭症とは?痴呆症とは違って治療可能な病気です

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 最近物忘れが多くなってきたな。歩くのが難しいと感じるな…。
 そんなことを感じる方、歳のせいかなと諦めていませんか?物忘れをすることが、ボケの始まりや認知症だと決めつけてしまうのは、時期尚早。きちんと治療すれば良くなる病かもしれないのです。

 今回は正常圧水頭症という難病についてお話していこうと思います。


 正常圧水頭症は、頭の中や脊髄を流れる髄液という水が頭の中に留まってしまい、その周りを圧迫してしまう病気です。この圧迫によって、歩くのが困難に感じたり、物忘れが出てきたり、トイレが我慢できないなどの問題が起こります。脳が圧迫されただけで行動にこんなに支障が出てしまうなんて、本当に脳の病気は怖いですね。

 お年寄りの発症が多いとされていますが、子供にも水頭症は起こります。誰が病気になってもおかしくない病です。厄介なのは、この病が別の病だと誤診されやすいところにあります。物忘れなどから認知症、アルツハイマー病、パーキンソン病と診断されやすいそうですが、よく症状を調べてみると、アルツハイマー病のように自宅から勝手に出てしまう徘徊が見られないことと、パーキンソン病のように手足が震えるなどもないそうです。

 最初の診断で間違ってしまうと、その後の治療が遠回りすることも十分考えられますし、治療で治るものを放置することにもなりかねません。ご家族など病院に付き添う際には、より細かく状態を医師に伝えるのが望ましいでしょう。

 正常圧水頭症の主な症状は、物忘れに加えて足を左右に大きく広げ、小刻みな歩き方をするなどが特徴のようです。

 この病の場合は、大きな手術になりますが適切な治療で確実に改善されます。
 正常圧水頭症での問題は、髄液が頭に溜まってしまうことにあります。ですので溜まりやすい部分とお腹をチューブで繋げ、液体をお腹に流れるような処置をするのです。髄液は身体にとって必要なものなので、取り除くことはしません。お腹に流し、そこから身体に吸収させるということなのだそうです。

 こうした治療ののち、腰から髄液を少し取り出して、タップテストを行って経過を見ていき、完治を目指します。

 物忘れなどは、もう治らないと思いがちですが、この病の場合は治ることが十分期待できるのです。

 正常圧水頭症からくる症状は、本人がとても生活に不便を感じますが痛みを伴うわけではないため、病気だという自覚はなりにくいと思います。大抵が『歳だからかしら』と思って諦めてしまう人もいるはずです。しかし、よくよく診断してみると、治療可能な病であることもあるのです。治る病気なのに、諦めて治療しないままだと、本人もずっと辛いですし、他の病気が併発してしまうことも十分あり得ます。手遅れになることだってあります。

 歳のせいだと思う前に、何か変だなと感じたら、早めに病院で診てもらいましょう。