体調管理も仕事のうち(`・ω・´)健康まとめサイト

大人のための健康維持に役立つ情報をまとめています。栄養のある食べ物や運動方法など30代40代の社会人に向けた健康総合ブログです。

脊髄小脳変性症の症状。治療法のない難病について知ろう

f:id:miopika:20150521195039j:plain
 世の中には原因がわからず、治療法も見つからないままどうすることもできない病気がたくさん存在しています。回復したとしても、その後の後遺症とずっと付き合うことになってしまうなど、難病は人生そのものを大きく変えてしまうものなのです。

 今回はその中の一つの脊髄小脳変性症についてお話していきたいと思います。


 脊髄小脳変性症は、主に身体を動かす機能が神経の不具合によって低下してしまう病気です。
 小脳や脳幹と呼ばれる部分から、脊髄にかけての神経の細胞が少しずつ壊されていき、失われていく大変恐ろしいものです。日本では2万人弱も患者がいると言われているようで、そのうち遺伝で疾患を患う確率は3割にものぼるそうです。

 あまりこの病気の名前を聞いたことがない人もいると思いますが、そこまで珍しい病気ではないようです。

 身体を動かす神経に支障が出るとお話しした通り、運動に関することが次々に症状となって現れます。

 歩いている際にふらつき、何もないところで転びやすくなったり(歩行障害)、手足が思うように動かせなくなったり(四肢失調)、ろれつが回らなくなることや(構音障害)、急にめまいに襲われるなどさまざまな症状が出てきます。一見脳卒中にも感じるような症状ですね。

 遺伝性のものに関しては、研究によって原因とされる遺伝子はいくつも見つかっているようですが、具体的な治療法が確立されているのはほんの一部です。マウスなどの動物を使ってさまざまな研究が行われているそうで、症状の進行を抑える薬もいくつか見つかっているそうですが、実際に人にとってもそれが有効なのかはわかっていません。あまりに患者の数が少なく、研究材料が少なすぎることが原因のようです。
 
 しかしながら、人によって程度に差はあるにしても、急に症状が悪化したり、急速に進行するものではないようです。進行するにしたがってしびれや呼吸に障害が出ることがありますが、一般的にあまり痛みも伴わないらしく、その点の苦しさはありません。痛みが出たとしても、それぞれの症状(めまい、しびれなど)を和らげる薬はあるようで、それを使って患者さんの負担を軽減する工夫がされているそうです。
 
 治療法もなく、患者さんにとっては精神的にもかなりの負担がかかると思います。それと同じくらい、お医者さんもつらいことでしょう。
 まだしっかりとした薬は出来ていなくても、日本はそのように数少ない症例から治療法を開発することにとても精力的です。今の医療技術の進歩でしたらきっと見つかると思います。
 この病でお悩みの方も、薬が確立されて治療ができるまでお辛いと思いますが、進行を薬で抑えながら、足腰のリハビリを通して筋力を維持し、諦めずに少しでも体力をつけていていただきたいと思います。