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ニコチンが身体に毒な理由。有害物質ニコチンが依存症状を引き起こすメカニズムとは?

タバコの害は費用面だけでなく確実に体全身に悪影響を及ぼすものです。
その原因はタバコの習慣性、つまり依存です。タバコが無ければ生きてゆけない状態です。

その習慣性を持たせるのがニコチンという成分です。


■ニコチン依存になる理由

ニコチンは体内に入ると人の神経系に作用し快感物質を生み出したり、脳を一時的に活性化させたりする効果があります。

これを聞くと人に有用ではないかと思ってしまいますがとんでもありません。これは麻薬と同じシステムで依存性をもたらす要因になるものです。

脳や気分がスッキリするなどの快感を知ると、逆に言えばその快感がないと不快な状態になってしまうということです。これが依存です。

体内のニコチン濃度が下がると、体はニコチンを欲してかんしゃくを起こします。まるでお菓子をねだる子供のように。「くれないと悪さするぞ」みたいな感じですね。これがイライラや気分の落ち込み、不安や不眠などといった形で現れるのです。

■ニコチンの作用

人の体内に入るとニコチンは快感をもたらすと説明しましたが、もう少し詳しくみてみましょう。
ニコチンは複数の神経伝達物質の分泌を促します。

例えば「ドーパミン」という物質は喜びの感情をもたらす作用があります。

「ノルエピネフリン」という物質は興奮作用と食欲抑制の効果をもたらします。

「アセチルコリン」という物質は同じく興奮作用の他に認知力を高める作用があります。

「バゾプレッシン」という物質は記憶力の向上作用があります、

「セロトニン」という物質は食欲抑制と気分を高揚させる作用があります。

「βエンドルフィン」という物質は緊張や不安を和らげる作用があります。

神経回路にあるシナプスのニコチン受容体と結びつくことで上記のような物質を放出する作用があるのですが、これを脳内報酬という呼び方をする場合もあります。脳に満足をもたらすという意味で報酬という名前が付いたのですが、これは良い意味ではありません。

上記の作用を見ると良い効果がほとんどですが、問題は快感、多幸感を味わうことにより、以後その感覚が無い状態を「不快」と体が判断してしまうことです。

結果、習慣性を持ってタバコに含まれるニコチン他、様々な毒性物質を継続反復して体内に取り入れてしまうことになります。

■ニコチンそのものの毒性は

ニコチンは習慣性をもたらし、タバコ全体から発がん性のある化学物質を延々と人体に吸収させるものとして非常に悪性が強い成分ですが、ニコチンそのものの毒性はどれくらいあるのでしょうか。

実はニコチンも「毒物及び劇薬取締法」で規制される毒物に該当し、大量投与すれば人を殺すことができるほどの毒性を持っています。致死量は人の体重1kgあたり0.5~1mgと言われています。青酸カリの致死量と比べるとおよそ4分の1の量で殺人が出来てしまうほどの毒性です。

ニコチンとそれ以外の有害物質が束になったのがタバコという製品で売られているわけですね。