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カロリー0は危険?人工甘味料が痩せにくい身体をつくる

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本日は人工甘味料についてになります。


人工甘味料といえば皆様ご存知のとおり、0kcal飲料をはじめ、様々なものに用いられています。


その普及は留まることを知らず、目まぐるしいほどに増えてきています。



人工甘味料はこんなにも多く普及している。


0kcal飲料やノンアルコールドリンク、ゼリー、ガムや飴、またヨーグルトや羊羹など、商品にもよりますがあらゆるものに用いられています。


さて、タイトルの「人工甘味料が痩せにくい身体をつくる」についてですが、一見してこの手のものはカロリーがないから太らないと思う方も多いと思います。


実際、人工甘味料は血糖値を上げることもありません。

「それならメリットしかないのでは…」答えはノーです。


カロリーもなければ血糖値も上げない。それなら安心だと思われた方もいらっしゃると思います。


正確には5kcal未満のものは0kcalと記載してよいとされていますが、そんなことは置いておいて…


まず、人工甘味料は摂取することで腸内細菌叢に影響を及ぼします。


これに関してはマウスや人間での実験が行われ、エビデンスが出ていますね。

人工甘味料による腸内細菌叢への影響とはどのようなもの?


人工甘味料による腸内細菌叢の変化は、この流れから想像できるとおり"負の変化"です。

どのように変化するかというと、インスリン抵抗性に影響を及ぼします。


インスリンとは膵臓のランゲルハンス島から分泌される血糖を下げるホルモンです。



流れとしては


インスリン抵抗性でインスリンが効きにくくなる

それを補おうとインスリンの分泌量は増す

膵臓は疲弊し、インスリンを充分に出すことができなくなる

さらにインスリン抵抗性が促進され、日常的に高血糖状態になりやすくなる


といった負のスパイラルに陥ります。


カロリーもなく血糖値を上げる心配もないと思われた人工甘味料も、最終的には血糖値を上げる原因となるのです。


もし糖尿病の方がジュースの代わりに人工甘味料の飲料を摂られている場合は非常に危険です。


上記の点から、人工甘味料は生活習慣病のリスクも上げる結果になるとも言えます。


インスリンは肥満ホルモン?


インスリンは血液中の糖を身体に取り込み、血液中の糖を減少させるため、身体は糖を溜め込みます。


その結果、太りやすくなるために肥満ホルモンとも呼ばれていますが、インスリン抵抗性が強くなり膵臓が疲弊しインスリンが十分に出せなくなったことで「肥満ホルモンが出ないなら太らないのでは…」と考える方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、これも答えはノーです。



インスリンが効くことにより、満腹中枢に働きかける食欲抑制ホルモンである「レプチン」が分泌され、満腹感をもたらします。


しかし、インスリン抵抗性によりインスリンが効きにくい状態ではこのレプチンも上手く分泌されません。


インスリン抵抗性は日常的に高血糖になる上に、食欲抑制が効かず食べ過ぎてしまう…その結果、さらに血糖値が上昇するといったダブルパンチになりかねないのです。



カロリー0だからいくら飲んでも大丈夫と、人工甘味料が用いられたものを摂取し続けると、痩せにくい身体、また太りやすい身体になってしまうというのはこのようなことからですね。



カロリーに囚われず、様々な面から食品を選ぶようにすることが重要です。

著者 管理栄養士:梅原祥太