スポーツする時に手放せないスポーツドリンクは、体液に近い成分でできているため体への吸収が早く、スポーツ時の水分補給には効果的です。
最近では病気の時にもスポーツドリンクを飲むことが常識になっていて、下痢や発熱時の水分補給にもスポーツドリンクは最適です。
各メーカーが様々なスポーツドリンクを販売していますが、そのなかでも一番体液に近いスポーツドリンクがポカリスエットだと言われています。
熱中症や夏バテで病院に行くと、医者からもポカリスエットでの水分補給を勧められたという話も良く聞きます。
そんなポカリスエットの病気に役立つ効果と歴史を紹介しましょう。
ポカリスエットは発汗などによって失われた水分と電解質を速やかに補い、乾いた体を潤す健康飲料です。ポカリスエット100mlに含まれる栄養素素は、エネルギー26kcal・炭水化物6.7g・ナトリウム49mg・カリウム20mg・カルシウム2mg・マグネシウム0.6gmgで、この栄養素は点滴に使われる生理食塩水と同じ成分になっています。
そのため人間の体液に近い組成と浸透圧の生理食塩水が、発汗などによって失われた水分を補給するのに効率が良いと医学的に証明されています。そのため点滴を同じ成分なので風邪や下痢などで脱水した時や、食欲がない時などの栄養補給と水分補給に役立ちます。
特に風邪の時には温めたポカリスエットを飲むと良いと言われています。
高熱の時には冷たい飲み物が美味しく感じますが、温めて飲む方が体内への吸収の早く、体も温まり発熱で弱った体に栄養を効率良く補給することができます。また温めたポカリスエットを飲むことで体温を上げたり、血液の循環がよくなり体中に白血球蛾めぐりウイルスの抵抗力を高めることができるので、風邪の治りが早くなるとされています。
ポカリスエットは熱中症対策にも役立ちます。
ポカリスエットは他のスポーツドリンクに比べ、ナトリウムが多く含まれます。熱中症対策には水分補給が欠かせませんが、水分を必要以上に多く摂りすぎたり、大量に汗をかいて体内の塩分量が不足すると血液中のナトリウム意濃度が薄くなりすぎる低ナトリウム血症になってしまうことがあります。
ナトリウムには体内の塩分と水分のバランスを調節する働きがあるため、不足するとだるさや吐き気などの症状が現れ、重症になるとは胃煮水がたまる肺水腫などが引き起こされ、呼吸困難や意識障害などの危険な症状に陥ります。
ポカリスエットには適度なナトリウムが含まれますので、熱中症時に不足しやすいナトリウムを補給し、熱中症の危険な症状を避けることができます。
スポーツ時の水分補給だけではなく、病気にも役立つポカリスエットは、1980年に大塚製薬から販売されました。
大塚製薬の製品であるオロナミンCの開発者がメキシコ出張の際水にあたり、ひどい下痢になり、体にすぐ吸収される飲料水が商品化できないかと考えられたものと言われています。
大塚製薬はもともと病院などで使用される点滴用のリンゲル液を手がけており、自社のリンゲル液をもとにしてポカリスエットの開発がすすめられました。ポカリスエットの商品化の話が持ち上がった時には商品として弱い、売れないなど否定的な意見も出ましたが、当時の社長の「これは売れる」の一言で一気に開発がすすんだと言われています。
販売当初は245g缶と1ℓ希釈用のパウダータイプの販売で、価格は缶タイプで当時120円でした。現在では日本でけではなく、東南アジアを始め多くの国で販売され、国際的な知名度を持つ製品になっています。
製品の種類も増え、ペットボトルや缶、粉末と目的に合わせて選ぶことができ、その容量も250mlから2ℓと幅広いラインナップを取り揃えています。
Amazonなら500mlのポカリスエットが1本91円で買えます。
部活動やスポーツで常に必要になりますから、買いだめしておきたいですね。
常温で置いておいて、必要な分だけ前日に冷蔵庫に入れておけば、効率よく使用できますよ。
ポカリスエットは大量に汗をかく夏場や、風邪をひきやすい冬でも大活躍してくれるでしょう。
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