体調管理も仕事のうち(`・ω・´)健康まとめサイト

大人のための健康維持に役立つ情報をまとめています。栄養のある食べ物や運動方法など30代40代の社会人に向けた健康総合ブログです。

涙を流して泣くとストレス解消になる?ストレスを消し去る涙の機能とは

涙を流すとなんだか心がすっきりとしませんか。

映画やスポーツをみて感動した時、ドラマや小説の悲しい結末をみた時、長年の努力が実った時、愛する人やペットとの別れの時、怒りや悔しさがッこみ上げてきた時など、人間は様々なシーンで号泣したり、もらい泣きをしたりします。

「泣く子は育つ」と昔から言いますが、実は大人にとっても泣くことは心身にとても良いことと言われています。近年はストレス社会と言われるように、多くの人が何らかのストレスを抱えています。

そのストレスは睡眠や食生活の改善でも消し去ることは難しいと言われています。感動した時や悲しいときに流す感情の涙には、緊張や不安などをネガティブな気分を解消する効果があることが実験からわかっています。

なぜ涙を流すことでストレスを解消することができるのでしょうか。



涙を流すという行為には目を乾かさないようにする「基礎分泌」、ゴミなどの異物を洗い流すための「反射分泌」、喜怒哀楽によって流れる「情動性分泌」の3種類があります。ストレス解消に効果があるのが感情的な高ぶりによって流す涙で、ストレス解消以外にも健康効果も期待できると言われています。

人間は外界から何らかのメッセージを受け取ると、大脳辺縁系にある重要な神経核扁桃体」で好き・嫌いなどの感情が作られます。扁桃体のすぐとなりには視床下部があり、そこから自律神経が伸びています。

涙は自律神経のなかでも交感神経と強く結びついていて、感情によって交感神経が優位になると末梢にあるまぶたの奥の涙腺が刺激され、涙が流れます。感情によって流れる涙には脳から分泌されるホルモンのプロラクチンや、副腎皮質刺激ホルモンのACTH、副腎皮質ホルモンのコルチゾールといったストレス物質が含まれます。
つまり涙を流すことによりストレスを老廃物として体外へ排出するのです。

また涙にはストレスによって生じる苦痛をやわらげる脳内モルヒネ「エンドルフィン」に似た物質が含まれていると言われています。このエンドルフィンには強い鎮静作用があり、適度な運動の後などにはこの物質が増加して、ストレス解消とすっきり感をもたらすことが知られています。

過剰なストレスが免疫力の低下に繋がることはよく知られています。

感情の涙を流すことでストレスを解消すると、免疫力を高めることにも繋がります。人間は傷ついたり、強がったりして本当の感情を歪曲して防衛していることがありますが、この時体内ではストレス物質であるアドレナリンやノルアドレナリンが分泌され、胃がキューッと収縮したり、免疫力が低下しています。

涙を流すといういうことはこの押し殺した感情を開放し、無意識に抑圧されていた心のしこりを消失させることができます。

笑うこともストレス解消になり、免疫力を高めて健康に繋がると言われていますが、ストレスを洗い流し、心をリセットする効果は涙の方が高いと言えます。

笑っている間は興奮状態にあり、興奮状態から戻る過程でリラックスするのに対し、泣いている時は副交感神経が活性化してリラックスしている状態になるため、よりストレス解消になると考えられています。

涙を流した時は緊張や不安が大幅に改善されるのに対し、笑うと活力の増加がみられるという研究結果もあります。ストレスを解消させたい場合は泣く、元気になりたい時には笑うことがおすすめです。

泣きたい気持ちを我慢すると様々な弊害があります。
せっかく排出しようとしているストレスホルモンを体に溜めておくことになりますし、肉体的にも上半身をこわばらせている状態になるので、肩こりがひどくなったり疲れやすくなります。

大切なのは感情を未処理で終わらせないことです。

泣きたい時葉我慢せず、きちんと涙を流すことで心身ともにリフレッシュしましょう。