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二次感染力が恐ろしいノロウイルスの病状。最悪の場合は肺炎や窒息で死に至るケースも

ウイルスが原因で起こる感染性胃腸炎は一年を通して発生しますが、冬場に特に多く発生するのがノロウイルスによる感染性胃腸炎です。
ノロウイルスとは人の小腸粘膜で増殖するウイルスで、従来は小型球形ウイルスと呼ばれていました。

少量のウイルスでも発症し感染力の強いウイルスで、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者は重症化しやすいため注意が必要になります。
ノロウイルスから身を守るためにはノロウイルスの感染原因や感染経路などを知り、正しい予防対策をすることが重要です。


ノロウイルスの感染性胃腸炎はウイルス性食中毒の代表とも呼ばれる感染症で、個性労働省の調べでは感染者数は年々増加傾向にあるとして危険性が示唆されています。
夏場に多くの感染症が発生する細菌類に対し、ノロウイルス性感染症の多くは乾燥する冬場に多く発生します。

ノロウイルスの大きく特徴のひとつが死滅しにくいということです。
塩素や熱に対しては比較的強い耐性をもっていて、水道水に含まれる塩素などでは死滅することはありません。
加熱調理をした場合でも、60℃程度の温度では10分加熱しても死滅せずに生存するというデータも確認されています。

ノロウイルスの感染源は?

ノロウイルスの感染源となる食品の代表は二枚貝です。
冬場に旬を迎える食用の真牡蠣が感染源のひとつとなっていることも、冬場にノロウイルスによる食中毒が多く発生する原因にもなっています。
加熱処理が不十分な二枚貝を食した場合、ノロウイルスは体内に侵入し胃腸内に取り付き増殖を始めます。
体内で増殖したウイルスは糞便や吐瀉物として体外へ排出され、これが人から人へ感染することで流行します。
ノロウイルスはこの感染者からうつる二次感染能力が強い点も大きな特徴と言えます。

ノロウイルスの主な症状

ノロウイルスの主な症状には個人差がありますが、初期症状ではまず微熱が出ることが多くあります。
その後の主な症状は突発的な激しい吐き気や嘔吐、下痢、不屈、悪寒、38℃以上の発熱などで、嘔吐の数時間前から胃に膨満感やもたれを感じる場合もあります。

これらの多くは1〜2日で改善され、後遺症が残ることもありません。

ただし免疫力が低下している高齢者や体力のない乳幼児は重症化することもあり、吐瀉物を喉に詰まらせことによる窒息、誤嚥性肺炎などによって死亡した例も報告されています。
また感染しても発症しないまま終わる場合や風邪と同様の症状が現れるのみの場合もあります。

ノロウイルスの感染は口から

ノロウイルスは全て経口感染、口からの感染ですので、感染者の糞便や吐瀉物などに触れたり、空気中を漂っているウイルスなどを口から吸い込むことで感染します。
糞便や吐瀉物を処理する時はマスクや手袋を着用し、ペーパータオルなどで糞便や吐瀉物を拭き取り、ブニール袋などに入れしっかり封をして廃棄することが重要です。
汚染された場所の消毒には塩素系漂白剤が有効です。

2次感染を防ぐためにも処理後は手の消毒を徹底し、ウイルスの感染源とならないように予防対策をしっかり行うことが重要です。

ノロウイルスの治療法

ノロウイルスに感染してしまった場合の治療法ですが、今のところ抗ウイルス剤はありません。
有効な予防接すなどもないため、ノロウイルス感染症の治療に関しては自然治癒力による回復を積極的に考え、安静第一の治療を行うことになります。

治療期間で最も注意しなくてはならないのは、下痢による脱水症状を防ぐために水分補給をしっかり行うことです。
湯さましやお茶、スポーツ飲料などを少しずつ回数を多めに摂取するように心がけましょう。
脱水症状がひどい場合は水分の損失を防ぐために病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。

また強い下痢止め薬を服用しないことも必要です。
無理に下痢を止めるとウイルスが腸管内にとどまり、病気の回復を遅らせることになりますので、医師からの処方がない限り服用しないことが望ましいとされています。

ノロウイルスの予防は流行時の手洗いの徹底と、患者との接触を避けることが感染予防のポイントです。
また疲労やストレスなどで免疫力が低下していると重症化しやすいため、日頃から健康に気をつけましょう。