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突然の胃痛や吐き気、嘔吐の原因。寄生虫アニキサスが胃を蝕んでいる可能性も!?

胃は大変デリケートな臓器で、ちょっとしたことでもすぐに不調を起こしがちです。
なかでもよくみられる症状は胃痛や吐き気で、多くの人が体験しているトラブルになります。

特に日本人は塩分の強い食事を好む習慣があるため、胃壁が傷つき、胃腸の病気になりやすいと言われています。

胃痛は字の通り胃に痛みを感じる症状のことで、主に胃酸の働きによって起こります。


胃酸は胃のなかを一定の酸性に保ち、食べ物の消化や食べ物と一緒に体内に取り込まれた様々な菌の殺菌を行っています。
胃自体がこの強い酸を持つ胃酸の影響を受けないのは、胃粘液の存在があるからです。

胃粘液は胃の粘膜から分泌され、胃酸などの働きを中和したり、アルコールや薬剤などの刺激から胃粘膜を守っています。
通常は胃の中に食べ物がなければ胃酸は出ないようになっていますが、暴飲暴食やストレスなどが原因で空腹時でも胃酸が過剰に分泌されてしまったり、胃の粘膜保護システムが低下してしまいます。

すると胃酸が胃の粘膜を消化してしまい、これが胃潰瘍となります。

暴飲暴食やストレスの他にも刺激物や甘みの強いもの、コーヒーなどのカフェイン、アルコールの摂りすぎなどで一時的に胃の粘膜が荒れてしまう急性胃炎や、暴飲暴食を長い間続けることで胃酸を分泌する消化腺の機能が低下することで起こる慢性胃炎なども胃痛を引き起こす原因になります。

急性胃炎や慢性胃炎、胃潰瘍などは胃痛に加えて吐き気も伴うことがあります。
さらに下痢が続いたり、胸やけやゲップなどの症状がある時には胃がんの可能性もありますので、たかが胃痛と思わずにまずは医療機関の受診をすることが大切です。

胃痛の中には胃酸過多と原因としていないものもあります。

それが寄生虫であるアニサキスを原因とする胃痛です。
アニサキスは本来サバやイカなどの体内で幼虫に成長し、サバやイカを補食するイルカやクジラの体内で成虫になり、産卵を行う寄生虫ですが、アニサキスが寄生しているサバやイカを食べることで人間もアニサキスに寄生されることがあります。

アニサキスの幼虫は直径0.5㎜、長さ20㎜程度で、頭部に歯が付いていて人間の消化管に入ると胃壁や小腸壁に突き刺さるようにして寄生し、稀に薄い小腸壁を突き破ってしまうこともあります。

症状は周期的な胃痛と吐き気で、食中毒とは異なり下痢は稀です。
アニサキスが原因の胃痛の場合、アニサキスを駆除することが最善の対策です。
アニサキスは人間の体の中では1週間ほどしか生きられませんが、激しい胃痛があるためなるべく早いうちに内視鏡で取り除きましょう。

日本人はサバやイカを生で食べる習慣があるため、アニサキスには十分に注意を払う必要があります。
アニサキスはマイナス20℃以下では生きられないため、一度冷凍してから調理するなどの工夫が大切になります。

また胃痛と吐き気がある時は、虫垂炎の可能性もあります。
虫垂炎はみぞおちから痛みだし、腹部右下へと痛みが移動しますので、みぞおちの痛みを胃痛と思ってしまうこともあります。
虫垂炎は腹部の痛みや吐き気の他に、発熱や便が詰まることもあります。

症状が進行していたり、虫垂炎が破裂していた場合は早急な切除手術が必要ですが、最近では投薬治療により虫垂を温存する方法が採用されています。
虫垂炎を予防することは難しいですが、これらの症状が現れた場合は早めに病院にいくようにしましょう。
また腹膜に炎症がおきる腹膜炎や、アルコールの飲み過ぎなどが原因で起こる急性すい炎、急性肝炎も胃の付近の痛みと吐き気の症状が現れます。

これらは放っておくと重症になるケースもありますので、やはり早めに医療機関で受診しましょう。

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