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肝臓病は30代40代だけの病気じゃない?20代でも発症するアルコール肝炎の怖い実態

日本では最近、肝臓病の患者が増加傾向にあり、21世紀の国民病とも言われています。

肝臓の病気には色々ありますが、もっとも問題になるのが肝硬変や肝臓がんに進行する病気です。
これらの進行した肝臓病を引き起こす主な原因はウイルス性肝炎で、肝硬変と肝臓がんの9割以上がB型とC型のウイルス性肝炎が原因です。

特にB型肝炎は戦後から昭和63年頃まで行われた乳幼児の集団予防接種に置ける注射器や注射筒の使い回しにより感染し、現在では推定150万人の持続感染者のうち30%が集団予防接種による感染者と言われています。

またB型肝炎ウイルスは血液を介して感染するため、母子感染や性行為感染、輸血、臓器移植、刺青などでも感染することが多くなっています。

最近ではタトゥーによってC型肝炎ウイルスに感染する若者も増えています。


1992年に輸血血液に付いて好感度なC型肝炎ウイルス検査が導入されたことにより、輸血による感染はほとんどなくなりましたが、タトゥー以外にも覚せい剤等の注射器の回し打ちや不衛生なピアス処置などによって若者の間でC型肝炎ウイルスに感染する人が増えています。

肝炎ウイルスに感染しないためには最低限絶対に違法な薬物注射はしないようにし、不衛生な場所でのタトゥーやピアスの処置は避けるようにしましょう。

肝炎の原因はウイルスだけではありません。
大量のアルコールを摂取することでアルコール性脂肪肝になり、さらに飲酒を続けることでアルコール性肝障害が起こります。

アルコール性肝障害のなかには肝性脳症や肺炎、急性腎不全、酒家看守血などの合併症やエンドトキシン血症などを伴い、1か月以内に死亡する重症型アルコール性肝炎と呼ばれる病態があります。

飲酒が原因と聞くと男性がなりやすい病気というイメージがありますが、同じ量の長期大量飲酒だと女性の方に早く肝障害が現れることがわかっています。
アルコール性肝障害は長期にわたって飲酒を続けた中高年に多いですが、近年、飲酒人口の増加と低年齢化により20代にも増えてきています。

特に大学生や新社会人は正しい飲酒の仕方を知らないことで無茶のみをしたり、飲み続けることでアルコール性肝炎を引き起こすこともあります。
仕事上の付き合いで飲酒をする機会の多い30代・40代も連日の飲酒でアルコール性肝炎を引き起こし、さらに飲み続けると肝硬変を発症させてしまうこともあります。

アルコール肝炎の診断がなされた人のほとんどは、その時点で断酒が不能なアルコール依存症になっていることが多く、アルコール性肝炎が改善されると飲酒を再開してしまうケースが多くなっています。

アルコール性の肝臓病はウイルス性の肝炎と異なり、自らの意思で予防ができます。
仕事上の付き合いも大切ですが、アルコール性肝障害にならないためにも週に2〜3日休肝日を作り、肝臓を休めることが重要です。
またお酒を飲む時は水を一緒に飲んだり、空腹で飲まないようにする、一気飲みや無茶のみとしないなど、肝臓に負担のかからない飲み方を心がけましょう。

もちろん未成年の飲酒は禁止されています。

アルコールには麻酔作用があるので、未成年が飲み方や適量もわからず無理に飲むと急性アルコール中毒を起こしやすくなり、肝臓に負担をかけてしまいます。
適量のアルコールは体を温めたり、リラックスしたりと良いこともありますが、過剰な飲酒は肝臓以外にも体に様々な影響を及ぼします。

お酒は適量を守り、楽しく飲むことを心がけましょう。

また少しでも異変を感じたらすぐに医療機関で受診し、適切な治療と禁酒で肝臓の健康を守りましょう。
アルコール性肝障害は禁酒を守れば病気の進行を阻止し、症状が回復します。

肝臓の不調を指摘された時は、まず禁酒を心がけましょう。