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なぜ肝臓の病気には気をつける必要があるのか?生命維持に重要な肝臓の働きと機能まとめ

そもそも肝臓の機能って?

大切なことを表す言葉に「肝腎」という言葉がありますが、これは肝臓と腎臓が体の中で大変重要な役割を担っていることからきています。
中でも肝臓は最大の内蔵で機能も多く、人間が活動するためのエネルギーを生み出すとても大切な役割をになっています。



肝臓の主な機能

肝臓は人間のからだの右上腹部に位置し、肋骨弓の後ろ側で横隔膜の下にある人体でもっとも重い臓器です。
成人の肝臓の重さは1.2〜1.5kgで、体重の約50分の1にあたり、生まれたばかりの新生児の肝臓は体重の18分の1にもなります。

肝臓は厚みがあって大きい右葉と小さい左葉にわかれ、下面の中央に血管、胆管、神経が通っています。
肝臓は他の臓器とは異なる独特の血液循環を持っていて、肝臓に入る血管には酸素を運ぶ肝動脈と栄養を運ぶ門脈の2つ血管系があります。
門脈は胃、小腸、大腸、すい臓、脾臓からの静脈が集まった血管で、小腸で吸収されたブドウ糖アミノ酸はこの門脈を通って肝臓に運び込まれます。

門脈は12回枝分かれした後、毛細血管に相当するもっとも細い類洞と呼ばれる血管になり、類洞を流れた血液は肝静脈から下大静脈に流れ、心臓に送られます。
また門脈、冠動脈と並んで胆管が走っています。
この中を肝臓で作られた胆汁が血液を逆方向に流れ、胆汁は総胆管を経て十二指腸に排泄されます。

肝臓は体の中の化学工場、貯蔵庫にたとえられるように、腸で吸収された様々な栄養素を代謝、貯蔵するほか、胆汁の生成や分泌、解毒や排泄など生命の維持に必要な多くの働きを行っています。
肝臓は人間が食物から摂取したタンパク質や糖質(炭水化物)、脂質を体に必要な物質に分解・合成・貯蔵するという代謝機能を担っています。

人間はこれらの栄養素の他にもビタミやミネラルなどさまざまな栄養素を体内に摂取しますが、これらの栄養素はそのままエネルギーや筋肉になることはできません。
そのため肝臓は吸収された動物性・植物性の栄養素を別の成分に変えて貯蔵し、必要に応じてこれらを分解してエネルギーを産生しています。
たとえば炭水化物に含まれるブドウ糖は小腸から吸収された後肝臓に送られ、一度グリコーゲンと言う物質に変化し貯蔵されます。

そして栄養が不足したときなどに体の要求に応じて再度武装等に戻し、エネルギー源と下活用されるのです。
また体を動かすエネルギー源を貯蔵するだけではなく、アミノ酸を合成してタンパク質を作り、キンンクや骨、血液をいった体を構成する組織も支えています。

肝臓は有害物質を排出する守りの機能を持っている

肝臓の働きには体内で発生したアンモニアなどの老廃物や、体外から入ってきた有害物質、アルコールやニコチンなどを分解し、排出する解毒作用もあります。
特にアルコールは90%以上が肝臓で解毒され、体外へと排出されていきます。

さらに肝臓の働きには胆汁を作ると言うものがあります。
この胆汁とは脂肪の消化に必要な成分で、この何寿を胆管から十二指腸に分泌するのが肝臓の役割です。
肝臓では1日に700〜1000ccほどの胆汁が生成されると言われていて、胆汁には胆汁酸といわれる酸が含まれ、この酸が脂肪を乳化させて体への消化・吸収を助けています。
肝臓はこれらの働きの他にも古くなった赤血球や不要になったホルモンを分解したり、赤血球に必要な鉄分を貯蔵して血液を生成するのに利用する、ビタミン類を体内に貯蔵または活性化させる、肝臓にある免疫細胞が免疫成分を出して血液中の細菌を排除するなど、200以上の働きがあると言われています。

このように肝臓の働きは人間の生命を維持していく上で大切なのがわかると思います。
また肝臓は自らの再生機能にも優れていて、手術などで切除しても数ヶ月後には元の大きさに戻り、機能も回復すると言われています。

肝臓は病気になっても初期症状が出にくい

しかし肝臓は沈黙の臓器と言われるように、機能が低下しても我慢強くその機能を果たそうとします。
そのため病気になっても自覚症状が現れにくく、気付いた時には重大な病気に進行している場合が多くあります。
日頃から肝臓に負担をかけないような生活習慣を心がけ、定期的に血液検査などの健康診断を受けるようにしましょう。